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分岐2.7.2.4.1.1.2

横歩取り 青野流自由研究47_b0420218_12185247.png
角成から後手に迫ってもギリギリ耐えられてしまいむしろ先手玉が詰まされてしまうため角を渡さないようにしてみます。


分岐2.7.2.4.1.1.2.2
45,63歩 46,同玉 47,61角成 48,58金 49,39玉 50,49金
横歩取り 青野流自由研究47_b0420218_15173682.png
63歩63玉を挟むと61角成から角を渡すことが無くなりますが、63の玉がかなり安定感あり詰めろがかかりません。
角は渡していませんがそれでも先手玉は危険で詰めろがかかってしまいます。



分岐2.7.2.4.1.1.2.2.1
51,同銀 52,27歩成 
横歩取り 青野流自由研究47_b0420218_15271511.png
27歩成は38歩からの詰めろになっており受けても一手一手になります。


分岐2.7.2.4.1.1.2.2.2
52,28玉 53,58龍
横歩取り 青野流自由研究47_b0420218_15305777.png
58龍は27金からの詰めろでこれもかなり受けにくくなっています。



分岐2.7.2.4.1.1.3
43,72歩
横歩取り 青野流自由研究47_b0420218_15400516.png
角を使わす後手に迫る手として72歩としました。
これなら角を手放さず銀取りとできました。欠点としては71歩成の瞬間は後手玉に王手ではありません


分岐2.7.2.4.1.1.3.1
44,同銀 45,同桂成 46,同金 47,61銀
横歩取り 青野流自由研究47_b0420218_15530288.png
72歩を同銀で取ってしまうと61銀と玉の後ろから迫られて後手は持ちません。
先手玉は金桂だけでは詰まない陣形のため先手が一手勝ちと言えます。

分岐2.7.2.4.1.1.3.2
44,64歩 45,63歩
横歩取り 青野流自由研究47_b0420218_16090861.png
71歩成もありますが歩を23で使わなかった利点としてここで63歩が可能です。
同玉には85角で王手龍取りを食らってしまいます。
52玉と利かしてから71歩成とするわけですが、かなり難解な将棋となります。


実は72歩の時点で後手に勝ち筋があり正しく攻めれば先手玉を寄せることができます。



分岐2.7.2.4.1.1.3.3
44,58金 45,39玉 46,27歩成
横歩取り 青野流自由研究47_b0420218_16200612.png
27歩成が良い手で先手玉はどうやっても一手負けています。


同銀は比較的簡単に詰みます。

詰み手順1
47,同銀 48,49金 49,同玉 50,58龍 51,39玉 52,28金
横歩取り 青野流自由研究47_b0420218_16265621.png
問題は58金とされたときですがこれも詰みがあります。

詰み手順2
47,58金 48,38と 49,同玉 50,58龍 51,48金 52,28金 53,同玉 54,48龍 55,27玉 56,47龍
57,26龍 58,25歩 59,35玉 60,34歩 61,25玉 62,14銀 63,34玉 64,33銀 65,35玉 66,25金
横歩取り 青野流自由研究47_b0420218_16334492.png
かなり手順は長くなってしまいますが追っていけば詰みとなります。


正しく対処されると後手が勝つ展開が多く先手はもっと手前から手を変える必要がありそうです。



# by nishikirokku | 2023-03-21 16:42 | 将棋 | Comments(0)

分岐2.7.2.4.1.1.2
横歩取り 青野流自由研究46_b0420218_12150957.png

41玉では後手は逃げ場が無くて負けてしまいます。
62玉と逃げることになりますが、龍に近づく変化なだけにかなり怖さがあります。


83角と詰めろで攻められて怖いですが64歩で耐えています。

分岐2.7.2.4.1.1
42,62玉 43,83角 44,64歩
横歩取り 青野流自由研究46_b0420218_12202043.png
64歩とされると後手玉に詰みはとりあえず無さそうです。
単純に詰めろをかけてとしましょう。



分岐2.7.2.4.1.1.2.1
45,61角成 46,同玉 47,63歩 48,58金
横歩取り 青野流自由研究46_b0420218_15092708.png
63歩がさらなる詰めろですが、この局面は58金から先手玉に詰みがあります。


詰み手順1
49,39玉 50,49金 51,同銀 52,38歩 53,同玉 54,27角 55,28玉 56,38金 57,同銀 58,同角成
59,同玉 60,58龍 61,48角 62,49銀 63,39玉 64,27桂 65,28玉 66,48龍
横歩取り 青野流自由研究46_b0420218_15314943.png


詰み手順2
49,39玉 50,49金 51,同銀 52,38歩 53,同銀 54,48金 55,同玉 56,52龍 57,39玉 58,27桂 
59,28玉 60,39角 61,18玉 62,38龍
横歩取り 青野流自由研究46_b0420218_15401650.png
61角成から角を渡してしまう先手の踏み込みに問題があったようです。
次回別の手順について考えます。

# by nishikirokku | 2023-03-14 15:41 | 将棋 | Comments(0)

分岐2.7.2
横歩取り 青野流自由研究45_b0420218_09400149.png
局面遡って22歩の局面。
これまでたどっていた手順では22歩33桂21歩成23歩で後手の左辺に味付けをしてきましたが、23歩を省く手順を考えます。



分岐2.7.2.4
分岐3.7.2より
28,33桂 29,21歩成 30,42銀 31,84飛

横歩取り 青野流自由研究45_b0420218_09544327.png
今までの変化に比べて歩の枚数と後手の金が32か23かの違いがあります。


分岐2.7.2.4.1
分岐2.7.2.4より
32,45桂
横歩取り 青野流自由研究45_b0420218_12103524.png



今まで検証した中で最も激しい手順にほとんど同じ局面ではあります。
82歩で平凡に受ける手もありますがあとで考えます。

このまま77角成と踏み込む手順をしたとします。


分岐2.7.2.4.1.1
分岐2.7.2.4.1より
33,81飛成 34,77角成 35,同金 36,同飛成 37,68角 38,66桂 39,48玉 40,67龍 41,64桂
横歩取り 青野流自由研究45_b0420218_11442293.png
64桂が頻出の手筋で取れば85角で王手龍取りです。
そのため玉を逃げる手を考えます。

今まで有力とされてきた41玉ですがこの場合は寄りとなります。


分岐2.7.2.4.1.1.1
分岐2.7.2.4.1.1より
42,41玉 43,71龍 44,同銀 45,52銀
横歩取り 青野流自由研究45_b0420218_14004362.png
金が32のままのため逃げ道が無く詰みになります。


32の逃げ道がないため41玉と逃げるのが危険なルートということです。
そのため62へ逃げるのが正解となりますが続きは次回考えます。


# by nishikirokku | 2023-03-09 14:07 | 将棋 | Comments(0)

分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2
横歩取り 青野流自由研究44_b0420218_08143920.png
65飛に対し49金でもいい勝負ですが27歩成の利かしもあり得ます。


分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2.3
54,27歩成 55,同銀 56,49金
横歩取り 青野流自由研究44_b0420218_11311071.png


49金に同銀とさせないのが27歩成を入れた効果です。
同銀ができなくなり39の玉は危険ですが27の拠点が消えて一長一短です。


仮に同玉の変化を見ます。


分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2.3.1
57,同玉 58,58桂成 59,38玉 60,48角成 61,28玉
横歩取り 青野流自由研究44_b0420218_11431873.png
48角成とされて先手玉怖いですが詰みはありません。
詰めろをかけるならば68成桂上として角を手に入れるのですが、難解すぎる終盤戦が始まります。


分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2.3.1.1
62,68成桂上 63,52金 64,同金 65,71龍 66,51金 67,52銀 68,32玉 69,23歩成 70,同玉 71,38金
横歩取り 青野流自由研究44_b0420218_11462911.png
52金から後手玉はかなり怖いですが詰みはありません。
手順に23の金を拾うこともできましたが後手に詰みが無い以上受けるよりありません。
変調のように見えますがスピード勝負になっているため後手が駒を渡さずに先手玉を寄せることもできません。

お互い玉がとても危険で結論が出せるかと思ったのですが、筆者の棋力では結論を出すことができませんでした。


全くの形勢互角としてみています。



56手目の49金に同玉としたため手順に48馬とされて怖いように思えば57手目を同玉ではなく28玉としてみます。



分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2.3.2
57,28玉 58,64角 59,同飛
横歩取り 青野流自由研究44_b0420218_12095059.png
28玉に64角が王手になるのが75角の利点です。
しかしこの場合も同飛として手番をとってしまいたいところ。

同飛に同歩は少し疑問です。



分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2.3.2.1
60,同歩 61,85角 62,52桂 63,67角
横歩取り 青野流自由研究44_b0420218_12571438.png
85角で王手成桂取りとするとなんだか先手陣は安全度が上がっています。
48飛などと打ち込むことができるため一筋縄ではいきませんがこれまでの盤面に比べると先手は安心できるように見えます。


先手玉は39角と王手されるのが痛打になるためここは勇気をもって角を取りに行くのが好手です。


分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2.3.2.2
60,68成桂 61,63飛成 62,39角 63,37玉 64,45桂 65,26玉 66,48角成 67,37角 68,24金
横歩取り 青野流自由研究44_b0420218_13085482.png
24金の局面先手玉はかなり受けにくい詰めろになっています。
後手は61龍とされて怖いですが後手玉に詰みはありません。

この局面では後手が勝ちと言えます。

# by nishikirokku | 2022-11-22 13:11 | 将棋 | Comments(0)

分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4
横歩取り 青野流自由研究43_b0420218_10022881.png
75角に23歩成ではない手を考えます。



分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2
53,65飛
横歩取り 青野流自由研究43_b0420218_08143920.png
露骨に75の角に働きかける手があります。
飛車は相手陣地に打ち込みたいところですが、75の角をとにかく処理しなければならないという手です。

23歩成と踏み込んだ変化同様、49金から先手玉に迫りに行ってみます。


分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2.1
54,49金 55,同銀 56,58桂成 57,75飛
横歩取り 青野流自由研究43_b0420218_08223758.png
58桂成の開き王手に75飛と角を取れてしまうのが65飛の何よりもメリットです。
角が手に入ったことが大きくこの局面では後手玉の方が圧倒的に危なくなっています。


分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2.1.1
58,37歩 59,52金 60,32玉 61,23歩成 62,同玉 63,24金 64,32玉 65,42金 66,同玉 67,33角
68,41玉 69,32玉 70,22と
横歩取り 青野流自由研究43_b0420218_08381207.png
58手目37歩とすると(この手は先手玉に詰めろをかけてます)、58金から後手玉は即詰みがあります。

もう少し後手は駒を渡さないようにする必要がありそうです。



分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2.2
54,64角

横歩取り 青野流自由研究43_b0420218_08532381.png
先ほど52金から詰みが発生したため64の桂馬を消してしまえば後手玉の安全度が増しつつ37、28を睨む自然な手に見えます。
先手玉に対しては詰めろになっているため23歩成とすることはできません。



詰み手順
55,23歩成 56,27桂 57,同銀 58,49金 59,同玉 60,58桂成 61,39玉 62,28玉
横歩取り 青野流自由研究43_b0420218_09005088.png
64の角の睨みが強烈なためここで64角に同飛と交換するよりありません。

分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2.2.1
55,同飛 56,同歩 57,85角
横歩取り 青野流自由研究43_b0420218_09050866.png
85角が攻防に利く良い手で王手をしつつ自陣の67、58まで利いています。

この局面でははっきり先手が良くなっており後手はより手順を練らねばなりません。




# by nishikirokku | 2022-11-14 09:08 | 将棋 | Comments(0)