2023年 03月 21日
横歩取り 青野流自由研究47
分岐2.7.2.4.1.1.2

角成から後手に迫ってもギリギリ耐えられてしまいむしろ先手玉が詰まされてしまうため角を渡さないようにしてみます。

問題は58金とされたときですがこれも詰みがあります。
詰み手順2 47,58金 48,38と 49,同玉 50,58龍 51,48金 52,28金 53,同玉 54,48龍 55,27玉 56,47龍 57,26龍 58,25歩 59,35玉 60,34歩 61,25玉 62,14銀 63,34玉 64,33銀 65,35玉 66,25金 
かなり手順は長くなってしまいますが追っていけば詰みとなります。

分岐2.7.2.4.1.1.2.2
45,63歩 46,同玉 47,61角成 48,58金 49,39玉 50,49金
角は渡していませんがそれでも先手玉は危険で詰めろがかかってしまいます。
分岐2.7.2.4.1.1.2.2.2
43,72歩
これなら角を手放さず銀取りとできました。欠点としては71歩成の瞬間は後手玉に王手ではありません。
分岐2.7.2.4.1.1.3.1
44,同銀 45,同桂成 46,同金 47,61銀
先手玉は金桂だけでは詰まない陣形のため先手が一手勝ちと言えます。
分岐2.7.2.4.1.1.3.2
44,64歩 45,63歩
同玉には85角で王手龍取りを食らってしまいます。
52玉と利かしてから71歩成とするわけですが、かなり難解な将棋となります。
実は72歩の時点で後手に勝ち筋があり正しく攻めれば先手玉を寄せることができます。
分岐2.7.2.4.1.1.3.3
44,58金 45,39玉 46,27歩成
同銀は比較的簡単に詰みます。
詰み手順1
47,同銀 48,49金 49,同玉 50,58龍 51,39玉 52,28金


正しく対処されると後手が勝つ展開が多く先手はもっと手前から手を変える必要がありそうです。
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by nishikirokku
| 2023-03-21 16:42
| 将棋
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2023年 03月 14日
横歩取り 青野流自由研究46



詰み手順1
49,39玉 50,49金 51,同銀 52,38歩 53,同玉 54,27角 55,28玉 56,38金 57,同銀 58,同角成
59,同玉 60,58龍 61,48角 62,49銀 63,39玉 64,27桂 65,28玉 66,48龍
詰み手順2
49,39玉 50,49金 51,同銀 52,38歩 53,同銀 54,48金 55,同玉 56,52龍 57,39玉 58,27桂
59,28玉 60,39角 61,18玉 62,38龍
61角成から角を渡してしまう先手の踏み込みに問題があったようです。
次回別の手順について考えます。
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by nishikirokku
| 2023-03-14 15:41
| 将棋
|
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2023年 03月 09日
横歩取り 青野流自由研究45



分岐2.7.2.4.1.1
分岐2.7.2.4.1より
33,81飛成 34,77角成 35,同金 36,同飛成 37,68角 38,66桂 39,48玉 40,67龍 41,64桂

分岐2.7.2.4.1.1.1
分岐2.7.2.4.1.1より
32の逃げ道がないため41玉と逃げるのが危険なルートということです。
そのため62へ逃げるのが正解となりますが続きは次回考えます。
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by nishikirokku
| 2023-03-09 14:07
| 将棋
|
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2022年 11月 22日
横歩取り 青野流自由研究44


49金に同銀とさせないのが27歩成を入れた効果です。
仮に同玉の変化を見ます。
分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2.3.1
57,同玉 58,58桂成 59,38玉 60,48角成 61,28玉
詰めろをかけるならば68成桂上として角を手に入れるのですが、難解すぎる終盤戦が始まります。
分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2.3.1.1
62,68成桂上 63,52金 64,同金 65,71龍 66,51金 67,52銀 68,32玉 69,23歩成 70,同玉 71,38金
手順に23の金を拾うこともできましたが後手に詰みが無い以上受けるよりありません。
変調のように見えますがスピード勝負になっているため後手が駒を渡さずに先手玉を寄せることもできません。
お互い玉がとても危険で結論が出せるかと思ったのですが、筆者の棋力では結論を出すことができませんでした。
全くの形勢互角としてみています。
56手目の49金に同玉としたため手順に48馬とされて怖いように思えば57手目を同玉ではなく28玉としてみます。
分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2.3.2
57,28玉 58,64角 59,同飛
しかしこの場合も同飛として手番をとってしまいたいところ。
同飛に同歩は少し疑問です。
分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2.3.2.1
60,同歩 61,85角 62,52桂 63,67角
48飛などと打ち込むことができるため一筋縄ではいきませんがこれまでの盤面に比べると先手は安心できるように見えます。
先手玉は39角と王手されるのが痛打になるためここは勇気をもって角を取りに行くのが好手です。
分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2.3.2.2
60,68成桂 61,63飛成 62,39角 63,37玉 64,45桂 65,26玉 66,48角成 67,37角 68,24金
後手は61龍とされて怖いですが後手玉に詰みはありません。
この局面では後手が勝ちと言えます。
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by nishikirokku
| 2022-11-22 13:11
| 将棋
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2022年 11月 14日
横歩取り 青野流自由研究43
分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4
75角に23歩成ではない手を考えます。

先ほど52金から詰みが発生したため64の桂馬を消してしまえば後手玉の安全度が増しつつ37、28を睨む自然な手に見えます。 先手玉に対しては詰めろになっているため23歩成とすることはできません。
詰み手順 55,23歩成 56,27桂 57,同銀 58,49金 59,同玉 60,58桂成 61,39玉 62,28玉

分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2
53,65飛
飛車は相手陣地に打ち込みたいところですが、75の角をとにかく処理しなければならないという手です。
23歩成と踏み込んだ変化同様、49金から先手玉に迫りに行ってみます。
分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2.1
54,49金 55,同銀 56,58桂成 57,75飛
分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2.1.1
58,37歩 59,52金 60,32玉 61,23歩成 62,同玉 63,24金 64,32玉 65,42金 66,同玉 67,33角
68,41玉 69,32玉 70,22と
もう少し後手は駒を渡さないようにする必要がありそうです。
分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2.2
54,64角

分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2.2.1
55,同飛 56,同歩 57,85角
この局面でははっきり先手が良くなっており後手はより手順を練らねばなりません。
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by nishikirokku
| 2022-11-14 09:08
| 将棋
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