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横歩取り 青野流自由研究44

分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2
横歩取り 青野流自由研究44_b0420218_08143920.png
65飛に対し49金でもいい勝負ですが27歩成の利かしもあり得ます。


分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2.3
54,27歩成 55,同銀 56,49金
横歩取り 青野流自由研究44_b0420218_11311071.png


49金に同銀とさせないのが27歩成を入れた効果です。
同銀ができなくなり39の玉は危険ですが27の拠点が消えて一長一短です。


仮に同玉の変化を見ます。


分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2.3.1
57,同玉 58,58桂成 59,38玉 60,48角成 61,28玉
横歩取り 青野流自由研究44_b0420218_11431873.png
48角成とされて先手玉怖いですが詰みはありません。
詰めろをかけるならば68成桂上として角を手に入れるのですが、難解すぎる終盤戦が始まります。


分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2.3.1.1
62,68成桂上 63,52金 64,同金 65,71龍 66,51金 67,52銀 68,32玉 69,23歩成 70,同玉 71,38金
横歩取り 青野流自由研究44_b0420218_11462911.png
52金から後手玉はかなり怖いですが詰みはありません。
手順に23の金を拾うこともできましたが後手に詰みが無い以上受けるよりありません。
変調のように見えますがスピード勝負になっているため後手が駒を渡さずに先手玉を寄せることもできません。

お互い玉がとても危険で結論が出せるかと思ったのですが、筆者の棋力では結論を出すことができませんでした。


全くの形勢互角としてみています。



56手目の49金に同玉としたため手順に48馬とされて怖いように思えば57手目を同玉ではなく28玉としてみます。



分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2.3.2
57,28玉 58,64角 59,同飛
横歩取り 青野流自由研究44_b0420218_12095059.png
28玉に64角が王手になるのが75角の利点です。
しかしこの場合も同飛として手番をとってしまいたいところ。

同飛に同歩は少し疑問です。



分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2.3.2.1
60,同歩 61,85角 62,52桂 63,67角
横歩取り 青野流自由研究44_b0420218_12571438.png
85角で王手成桂取りとするとなんだか先手陣は安全度が上がっています。
48飛などと打ち込むことができるため一筋縄ではいきませんがこれまでの盤面に比べると先手は安心できるように見えます。


先手玉は39角と王手されるのが痛打になるためここは勇気をもって角を取りに行くのが好手です。


分岐2.7.2.2.7.1.2.1.1.1.1.2.2.4.2.3.2.2
60,68成桂 61,63飛成 62,39角 63,37玉 64,45桂 65,26玉 66,48角成 67,37角 68,24金
横歩取り 青野流自由研究44_b0420218_13085482.png
24金の局面先手玉はかなり受けにくい詰めろになっています。
後手は61龍とされて怖いですが後手玉に詰みはありません。

この局面では後手が勝ちと言えます。

by nishikirokku | 2022-11-22 13:11 | 将棋 | Comments(0)